2013年11月11日月曜日

もうすぐ冬ですね.

いや,もう冬かもしれませんね.ご無沙汰をしております.学習支援相談員のMです.
今日一気に寒くなりましたね.信州大学の西門の銀杏の木もほとんど葉が散ってしまいました.

そんな寒ーい松本の冬(そして長ーい冬)にぴったりの過ごし方の1つが読書かなと思います.読書の秋は過ぎてもまだまだたくさん面白い本がございます.

そこで,オススメの本を少しだけ紹介したいと思います.

「聖職の碑」
山岳図書?の代表と言えば新田次郎さんですね.松本という山岳都市にいれば一度はあのそうそうたる山々を目にすると思います.(というか嫌でも目に入りますね).このお話はここから見える山々ではなく中央アルプスのお話です.悲しいお話ではありますが,山の事故を通して人を思いやる心の美しさ,愛についてリアルに表現しています.

「八日目の蝉」
これはもうご存知ですね.井上真央と永作博美で日本アカデミー賞を取った名作です.かなり泣けます.愛ってなんなんだろうという事を主人公のちょっと特殊な状況を通しながら感動的に描いています.

「流星の絆」
これも映画になりましたね.東野圭吾の新たな代表作だそうです.両親を殺された3人兄弟があるきっかけを通してその仇を知ってしまうのですが・・・・.切ない物語ですが,綿密に設計されたストーリーが読者をその世界に引き込みます.

「天空の蜂」
これも東野圭吾作品の一つです.原発を題材に取り入れているため,社会的なメッセージも感じられる作品となって,読んだ後に考えさせられる作品です.キャッチフレーズは「驚愕のクライシス,圧倒的な緊迫感で魅了する傑作サスペンス」だそうです.

「姑獲鳥の夏」
京極夏彦の人気シリーズです.ちょっと長めですが,他のサスペンスとはまた異なる感覚で読める作品です.

「村上春樹を読みつくす」
今話題の(もうちょっと古いかもですが・・)村上春樹.その解説本です.村上春樹のシリーズを本のみならずその本のカバーのこだわりなど多面的に解説しています.ただ読むだけではわかりにくい村上春樹の本.この解説本を通して理解を深めて,新しい世界に触れてみませんか?

今日ご紹介した本は,すべて仮閲覧室にある文庫本です.図書館に来て手に取って見ていただける本ですので,是非借りてみてください.

長くなりましたがそろそろ失礼します.また逢う日までさようなら.








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