2012年4月27日金曜日

読書の仕方

久しぶりのブログです。学習支援相談員のMです。やっと暖かくなってきて頭もぽわーんとしています。そんな時にゆっくり読書できるのは幸せですね。

 今回も1冊本の紹介をしたいと思います。皆さんは本を読むときにどう読まれていますか?自分はこだわる方ではないんですが、何となく1冊読み切らないと「この本読んだなー」という気がしない性格でした。そんなこんなで、1冊読み切るのに時間がかかってしまいます。更に、本の内容はあんまり覚えていないという本末転倒な結果になってしまうこともしばしばでした。

 こんな読み方をしていても、本から重要な情報を得ることはできません。読みたい本がたくさんあっても、そんな読む時間がない!!ってことになってしまってます。そんなときに図書館で見かけたのが「王様の速読術」という本でした。この本には効率よく本を読む方法が楽しく書かれていて、また本を1冊まるまる読まなくても重要な情報を吸収できるような飛ばし読みの仕方も紹介しています。

 内容を全部書いてしまうと面白味がないのでやめます。私は、この本に書いてあるテクニックをすぐに全部マスターするのは無理かもしれませんが、少しづつやってみようかなと考えています。勉強にも役立つかもしれませんし、他の人との共通の話題が出来たりして、人の輪も広がっていくかもしれません。何冊もの本をすらっと読めたら世界が変わって見えるかもしれませんね。

では、また更新するときまで皆さん、さようなら!!

2012年4月23日月曜日

作品の楽しみ方

こんにちは、文系担当のSです。

やっと桜が咲いたと思ったら、雨で大分散ってしまいましたね;
雨が降った時は、ゆったり映画鑑賞!
ということで、図書館で映画について調べてみましょう。

映画情報といえば『キネマ旬報』
最新映画の批評や、映画スターのインタビューなどが掲載されていて、
読んでいるだけでワクワクします。

また、映画スターのインタビューで英語を学ぶことができる、
“ENGLISH JOURNAL” もおススメです。

2つとも【中央図書館2F雑誌コーナー】に置いてあるので、是非手に取ってみてください。

さらに、出来上がった作品についてだけでなく、その背景や制作過程を知るのも面白いですよね。
3D映像制作 : スクリプトからスクリーンまで立体デジタルシネマの作り方』では、
「3Dとは何か」ということから始まり、実際の撮影や編集などの制作方法が詳しく解説されています。

他にも、モノクロ無声映画から最近話題の3D映画まで、映画の歴史や制作秘話、技法などが書かれた本がたくさんあります。
気になった方は是非探してみてください。

様々な角度から作品を見ることができて、楽しさ倍増です。

本の場所など、分からないことがありましたら、
カウンターまでお気軽にお越しください。

2012年4月20日金曜日

新入生におすすめの記事

図書館の使い方に関するお役立ち記事をまとめます

図書館の利用について
本の分類
My Libraryの使い方
リクエスト図書はご存知ですか?
図書を取り寄せてみよう!

図書館を使い倒すご参考になれば幸いです

さくら


こんにちは。理系担当の久米です
図書館の前の桜が咲き誇ってますね。強い生命力を感じます

桜にも色々な種・品種があって、色や花期が少しずつ違います
図書館前の桜はエドヒガンといい、少し早めに花をつけます
(有名なソメイヨシノは、このエドヒガンとオオシマザクラとの交雑で生まれた品種です)
サクラハンドブックには代表的な野生種11種と身近な栽培品52種類が詳しく楽しく美しく紹介されています。散歩のお供に連れて行くと、桜がぐっと身近になって、さらにお花見を楽しめること請け合いです!

さてさて、私のおすすめのお花見スポットは…図書館2F第1閲覧室南側の窓際席です!
実は図書館前の桜が間近に見られる隠れた名所なんです。室内から眺められるので、今日みたいにあいにくの天気でも大丈夫。3Fからでも楽しめますが、2Fの高さがちょうどいいですね。勉強に疲れてふとノートから顔をあげると、目の前に広がる薄桃色…というこの光景が私は大好きです。第1閲覧室南側の窓際のコーナーは、現在会話しながら学習可能な「グループ学習エリア」になっています。友達と桜を楽しむのにもってこい!
桜が散る前に是非一度来てみてくださいね


2012年4月16日月曜日

新着図書コーナーを知っていますか?

こんにちは!学習相談支援員(月曜・文系)のYです。

そろそろ松本にもお花見シーズン到来ですね。
授業も本格的に始まり、浮かれてばかりはいられませんが・・・


一年生の皆さんも図書館使っていますか?
図書館には入り口付近に何種類かの新聞があり、毎日最新のものが読めるようになっています。
インターネットのニュースだけではなく、紙の新聞に目を通すことも大事ですよね。
少し空いた時間に図書館にふらっと立ち寄ってみるのもオススメですよ。


また、新着図書コーナーを知っていますか?
図書館に新しく入った本を置いているコーナーです。
これらの本は、一定期間経ったのち、請求番号に沿って配架されます。
なお、OPACで出た配架場所に探している本がないという場合、それが新着図書だった場合は
“新着図書コーナー”にある可能性がありますので、場所を知っておくといいですよ。


場所は図書館2階・グループ学習エリアとシラバスコーナーの間です。
英語多読の付近で柱に少し隠れていますが、面白い本がたくさんありますよ。
ぜひ、見つけてあげてください。
(場所が分からない方は、お気軽にお尋ねください。)


それでは、4月後半も頑張っていきましょう!

2012年4月13日金曜日

本の分類

入学式から早いものでもう一週間が経ちました。講義も始まり、これからが大学生活の本番ですね。
さて、大学の講義は高校と違って、自分で何かを調べるという作業が多くなります。インターネットも手軽で便利ですが、量や正確さでは書籍が一番です。今回は図書館のどこにどんな本があるのかを簡単に説明したいと思います。

まず、本には分野ごとに0~900番台までの番号が振り分けられており、図書館の配置もその順番になっています。
0~99番:総記。全集や叢書、情報科学、辞書などです。辞書は2F、それ以外は3Fにあります。
100番台:哲学。すべて3Fにあります。哲学だけでなく心理や宗教もここに含まれます。
200番台:歴史。すべて3Fにあります。伝記や地誌、紀行などもここに含まれます。
300番台:社会科学。すべて3Fにあります。政治法律経済から始まり教育、民俗学、国防軍事までかなり幅広     い分野が含まれます。
400番台:自然科学。すべて3Fにあります。数学、物理、生物、地学、医学を含みます。
500番台:技術。建築、機械や電気はもちろん、育児や調理といった家政学まで含みます。
600番台:産業。農林水産業、交通、通信などの事業にかんするものは含まれます。
700番台;芸術。絵画音楽演劇以外にもスポーツや娯楽なども含まれます。
800番台:言語。諸国の言語に関する本です。
900番台:文学。諸国の文学に関する本が含まれます。小説やそれらの解説書などです。

以上が簡単な紹介になります。
信州大学中央図書館では基本的にはこの番号ごとに本が並べてあるますがいくつか例外もあります。

例えば、
辞書、百科事典:すべて2Fに集められています。
文庫本;分野を問わずに5階閲覧室にあります。
放送大学:こちらも分野を問わずに放送大学すべての本が第五閲覧室への通路に収めれています。
教科書指定の本:禁帯出となり、貸出はできませんが、2F第一閲覧室にまとめてあります。
環境図書:環境にかかわる本は番号にかかわらず、2F第一閲覧室にまとめてあります。
留学生図書:2Fにあります。日本の文化や日本語学習などの本をまとめてあります。また留学をするための      本も置いてあります。


調べたい事柄によっては一分野でなく横断的に調べる必要も出てくるかと思います。図書館の隅々まで探して、資料を探してみてください。苦労した分は単位になって返ってきますよ。



最初は慣れないかもしれませんが、慣れるとすぐに目当ての本を探せるようになります。
また、少しでも分からないことがあれば遠慮なくカウンターまでお越しください。

2012年4月9日月曜日

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!

入学式からまもなく一週間が経とうとしていますが、もう大学には慣れましたか?


日本各地で桜の便りが届いていますが、松本はあとすこしですかね…


待ち遠しいですね!!

私は今年度、学習相談支援員(月曜・文系)を担当させていただくYです。
新入生はもちろん、他学年の方もお気軽に声をかけてくださいね。
お待ちしています。

さて、皆さんは日ごろ短歌や俳句、詩などに親しんでいますか?
そういう私も、ただいま勉強中の身なのですが・・・
(桜や春といったテーマで何句か頭に浮かんでくる、なんてかっこいいことは未だありません。)

でも、うたで季節を感じるのもまた趣深いものです。
そこで今日ご紹介したい本は、中央図書館の文庫/新書コーナーにある
大岡 信著『折々のうた』(請求番号 911.04 O69)です。
四季折々のうたが著者の解説とともに載っているので、日ごろ馴染みのない方でも読みやすいと思います。

今回は、この本の21ページにある私の好きな安西冬衛の一行詩を紹介します。

     
     てふてふが一匹韃靼海峡を渡って行った。


これは安西冬衛の詩集『軍艦茉莉』(厚生閣書店, 1929)のその名も「春」という題の一行詩です。
大岡による解説には「生まれてまもない蝶がただ一匹で海峡を大陸目指して渡っていった。そこに『春』そのものを見たのだ。」(同書、21ページ)とあります。
この春から新生活を始めた方も、就活でお花見どころじゃない!という方も、
この蝶のようにたくましく、真っ直ぐに、大海原を進んでいけるといいですね。

それでは、また図書館でお会いしましょう!

2012年4月6日金曜日

今年度もどうぞよろしく

こんにちは。理系担当の久米です


今年度の学習相談支援が始まりました。気軽に質問に来てくださいね!お待ちしています


キャンパスにまぶしい1年生があふれる季節ですね (=∀=)

春になり、ようやくいろいろな花々が咲いてきました

この始まりの季節にこそ私がお勧めしたいのが、レイチェル・カーソン著 『センス・オブ・ワンダー』 です。筆者はちいさな甥といっしょに森や海に出かけます。何かを教えるためではなく、いっしょに楽しむために探検します。嵐の夜の荒々しい海の姿、雨の針葉樹林のみずみずしさ、虫めがねで覗く小さな世界の複雑さ、海のにおい、渡り鳥の声、無数の星々…。この本は、「センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見はる感性」がどんなにすばらしいものか思い出させてくれます。感覚の回路を開くこと、好奇心を持ち続けることで世界はこんなにも鮮やかになる。私が大切にしたい一冊です