入学式からまもなく一週間が経とうとしていますが、もう大学には慣れましたか?
日本各地で桜の便りが届いていますが、松本はあとすこしですかね…
待ち遠しいですね!!
私は今年度、学習相談支援員(月曜・文系)を担当させていただくYです。
新入生はもちろん、他学年の方もお気軽に声をかけてくださいね。
お待ちしています。
さて、皆さんは日ごろ短歌や俳句、詩などに親しんでいますか?
そういう私も、ただいま勉強中の身なのですが・・・
(桜や春といったテーマで何句か頭に浮かんでくる、なんてかっこいいことは未だありません。)
でも、うたで季節を感じるのもまた趣深いものです。
そこで今日ご紹介したい本は、中央図書館の文庫/新書コーナーにある
大岡 信著『折々のうた』(請求番号 911.04 O69)です。
四季折々のうたが著者の解説とともに載っているので、日ごろ馴染みのない方でも読みやすいと思います。
今回は、この本の21ページにある私の好きな安西冬衛の一行詩を紹介します。
てふてふが一匹韃靼海峡を渡って行った。
これは安西冬衛の詩集『軍艦茉莉』(厚生閣書店, 1929)のその名も「春」という題の一行詩です。
大岡による解説には「生まれてまもない蝶がただ一匹で海峡を大陸目指して渡っていった。そこに『春』そのものを見たのだ。」(同書、21ページ)とあります。
この春から新生活を始めた方も、就活でお花見どころじゃない!という方も、
この蝶のようにたくましく、真っ直ぐに、大海原を進んでいけるといいですね。
それでは、また図書館でお会いしましょう!
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