2012年4月13日金曜日

本の分類

入学式から早いものでもう一週間が経ちました。講義も始まり、これからが大学生活の本番ですね。
さて、大学の講義は高校と違って、自分で何かを調べるという作業が多くなります。インターネットも手軽で便利ですが、量や正確さでは書籍が一番です。今回は図書館のどこにどんな本があるのかを簡単に説明したいと思います。

まず、本には分野ごとに0~900番台までの番号が振り分けられており、図書館の配置もその順番になっています。
0~99番:総記。全集や叢書、情報科学、辞書などです。辞書は2F、それ以外は3Fにあります。
100番台:哲学。すべて3Fにあります。哲学だけでなく心理や宗教もここに含まれます。
200番台:歴史。すべて3Fにあります。伝記や地誌、紀行などもここに含まれます。
300番台:社会科学。すべて3Fにあります。政治法律経済から始まり教育、民俗学、国防軍事までかなり幅広     い分野が含まれます。
400番台:自然科学。すべて3Fにあります。数学、物理、生物、地学、医学を含みます。
500番台:技術。建築、機械や電気はもちろん、育児や調理といった家政学まで含みます。
600番台:産業。農林水産業、交通、通信などの事業にかんするものは含まれます。
700番台;芸術。絵画音楽演劇以外にもスポーツや娯楽なども含まれます。
800番台:言語。諸国の言語に関する本です。
900番台:文学。諸国の文学に関する本が含まれます。小説やそれらの解説書などです。

以上が簡単な紹介になります。
信州大学中央図書館では基本的にはこの番号ごとに本が並べてあるますがいくつか例外もあります。

例えば、
辞書、百科事典:すべて2Fに集められています。
文庫本;分野を問わずに5階閲覧室にあります。
放送大学:こちらも分野を問わずに放送大学すべての本が第五閲覧室への通路に収めれています。
教科書指定の本:禁帯出となり、貸出はできませんが、2F第一閲覧室にまとめてあります。
環境図書:環境にかかわる本は番号にかかわらず、2F第一閲覧室にまとめてあります。
留学生図書:2Fにあります。日本の文化や日本語学習などの本をまとめてあります。また留学をするための      本も置いてあります。


調べたい事柄によっては一分野でなく横断的に調べる必要も出てくるかと思います。図書館の隅々まで探して、資料を探してみてください。苦労した分は単位になって返ってきますよ。



最初は慣れないかもしれませんが、慣れるとすぐに目当ての本を探せるようになります。
また、少しでも分からないことがあれば遠慮なくカウンターまでお越しください。

0 件のコメント:

コメントを投稿