2012年10月12日金曜日

Aha体験と棚移動

こんにちは。理系担当のIです。

少し昔の話ですが、アハ体験Aha insight experience という言葉が、主にテレビで話題になりました。

「アハA-ha」というのは英語の間投詞で、「ああ、なるほど」の意です。知っている方も多いと思いますが、気づきやひらめきの瞬間に感じる、あの感覚のことですね。テレビなどで、映し出された映像の微妙~な変化に気づけるかどうかというゲームを覚えている方もいることでしょう。
もともとはドイツの心理学者カール・ビューラーという人が考えた概念だとか。

 
なんでもアハ体験は「脳に良く」、アハ体験のたびに賢くなるという話もありますが、本当かどうか、正確なことはよく分かっていないようです。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/14620371?dopt=AbstractPlus
ちょっと調べてみたところ、↑こんな論文もありましたが、数は多くありませんでした。
まだほとんど研究されていない分野のようですね。
とはいえ、賢くなるかどうかはさておき、アハ体験の感覚が心地よいのは確かですね。アハ体験の瞬間、すべての脳細胞が一気に活性化するそうですが、少なくとも悪い感覚ではないです。

――さて、後期に入って少し経ちましたが、実は、この図書館の中にも、夏休みの間に少しだけ変わったことがあります。アハ体験のチャンスです。気が付いた方はおられるでしょうか。


なんと、3階の第3閲覧室の大学紀要コーナーの一番手前の棚が、いつのまにか900番台最後の棚に変わっているのです!

夏休みの間、蔵書の点検と整理を行い、棚の余裕を確保するために、900番台の棚がここまでせり出してきたというわけですね。


これで本当に”A-ha”となるかどうかは分かりませんが・・・・・・。

現状、館内の表示だけだと、900番台の最後の方の本を探している人にとっては、もしかしたら少しわかりにくい状態かもしれません。いつも通り、900番台の一番奥の棚まで行ってみて、960番台以降がない!なんてことにならないようにご注意ください。

実際に私は一度なりました。微妙な変化というのは、案外気が付かないものなのです。

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