2012年5月11日金曜日

実験の本

こんにちは、理系担当のOです。
GWも終わり日差しも徐々に強くなってきましたね。

 日差しと言えば、皆さんは子供のころ虫めがねで光を集めて紙を焼いたりした経験はありませんか?薄紙程度なら簡単に焦げるので結構楽しいですよね。小さいころにそこら辺の草とか紙を燃やして喜んでた記憶があります。
 そんな楽しい子供時代から15年以上経った今、大学で何をしているかと言えばレーザーを集光して金属に穴を開けたりしています。太陽がレーザーに変わっただけで昔とやってることが同じです、びっくりですね。
 さて、太陽光を集光した場合は紙が焦げる程度ですが、大出力レーザーを集光した場合何が起こるかと言いますと、なんと集光点がプラズマ化します。空気だったら白銀色、銅だったら緑色の小さなオーロラが揺らめき、焦げ臭いにおいが広がり、塵を焼く甲高い音が実験室に響き渡ります。
 そんな楽しくも怖いレーザー加工ですが、今日はうっかりレンズを差し込む位置を間違えてレンズを溶かしてしまいました。物だったから良かったものの指とかが入っていたらと思うとぞっとします。
皆さんも実験するときは安全管理に細心の注意を払いましょう。
 
というわけで今回紹介する本は実験についてです。

『実験を安全に行うために』 化学同人

実験の安全対策についての本を上げようと探したのですが、それのみを取り扱った本というのは少ないようで、少し残念です。挙げた本も作者を見る限りでは化学の安全対策のようです。

『愉快な物理実験』 K.ギッブス 朝倉書店
簡単にできる物理実験が載っています。

あまり図書館と関係ない上に文系の方にはあまり縁のない選書になってしまいましたが、他分野の本を読むのも結構ためになると思うので良かったら挑戦してみてください。

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