こんにちは。理系担当のIです。
今日、私の研究室の先生が、廊下を急がしそうに走っていくのを見ました。
その瞬間、「明日から師走だなぁ」と実感したのでありました。
基本的に師弟というのはなにかと弟子が走っているのが平常状態ですが、師も走るとなればそれは忙しいに違いない、と妙に納得してしまいました。
などと考えていたところで、ふと師走の語源について調べてみたところ諸説あるようですね。
・上でも書いたのと同じ、師走という字の意味をそのままとらえた「忙しくて師匠も走る」説。ちなみに何の師匠かは謎の模様。
・「師」というのはお坊さんのことで、あちこちの家でお経をあげるために忙しく走り回る「師馳す」説。
・ここでの「師」というのは特定の誰かをさす言葉ではなく、「大勢の人」という意味(たとえば”師団”という言葉のように)。なので「猫も杓子も走る」説。
・「年果てる」から「しはす→しわす」となったという説。
・平安時代には、十二月と書いてそもそも「シハス」と読んでおり、したがって「師走」という字は後世の当て字だという説。
……などなど。まだ他にもあったのですがとりあえず省略します。どれが正しいのか私には判断できませんが、色々あるようで目からうろこではありました。
個人的にはやはり、なんとなく趣深い「忙しくて師匠も走る」説がお気に入りですが。
図書館の利用者の方々も、なんとなく忙しい雰囲気に包まれているような気がします。私自身、そろそろ修論が大詰めに入ってきているのでそう見えるだけかもしれませんが、師走、恐るべし。
修論に限らず、卒論もあり、人によっては試験やレポートの締め切りもあり、これから加速度的に忙しくなってくると思いますが、我々学習支援相談員も、少しでも皆さんののお役に立てれば、と思っております。
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