2012年11月5日月曜日

原作or映画

こんにちは、文系担当のSです。

昨日、一昨日は銀嶺祭でしたね。
清々しい空気と暖かい日差しの中、青空に一段と映える紅葉
外に出るだけでワクワクする、まさに文化祭日和!だったと思います。
いかがでしたか?


さて、これから寒くて外へ出たくなくなる季節がやって来るという事で・・・
さっそくオススメの映画を紹介します。是非コタツにあたりながら観てください。

『ドリアン・グレイ』(Dorian Gray, 2009)

原作は英国の作家オスカー・ワイルド(Oscar Wilde, 1854-1900)の名作
『ドリアン・グレイの肖像』(The Picture of Dorian Gray, 1890)です。

物語の舞台は19世紀末のイギリス
若く美しく純真な青年ドリアンが、屋敷を相続し社交界デビューのためにロンドンへやってきます。
そこで初めて目にする「背徳的な世界」に魅了されたドリアンは、堕落し、享楽に嵌っていき――

主演は、『ナルニア国物語』シリーズの王子役として知られるベン・バーンズ。
主人公ドリアンの美しさと苦悩の様子をとても魅力的に演じています。
ヴィクトリア朝の華やかな社交界と、埃が舞う薄暗いスラム街の映像も素敵。
日本未公開なのが残念です。

原作は図書館の多読コーナーに何種類かあるので、是非読んでみてください。
(Oxford bookworms シリーズ [level3] [請求番号:837.7/ O93] など)
翻訳は『名作集 Ⅰ』(市原豊太ほか訳, 東京:筑摩書房, 1975. [請求番号:908/ C44]) に収録されています。

寒くなりますが、風邪など気を付けて、元気に過ごしましょう。

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